過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
1- 20
956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/10(日) 01:42:28.70 ID:DuwF8WnAO
文恵「…………」

 文恵は一瞬だけ面食らったような顔をしたが、直ぐに温厚な笑顔を浮かべる。

梓「貴女がここ最近でどれだけの事をしてきたかは知ってます。弱い者苛めが過ぎる人にトップランカーでもない私が言い寄るわけないじゃないですか!」

 銃口を文恵に向け、引き金を絞る。
だが引けなかった。
うっすらと微笑む文恵の頬に、一筋の涙が伝っていたから。

梓「え……?」

 その涙の理由が梓には分からなかった。
こうして会い見えるまで、血も涙も無いような人間だと思っていた。
 何故泣く? 何故悲しい?
 考えたところで分かりはしない。
理屈で語れる涙など存在しないのだから。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice