957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/04/10(日) 01:43:06.62 ID:DuwF8WnAO
文恵「そう……だよね。今までいっぱい悪い事しちゃったもんね」
大粒の涙が堰を切ったように溢れ出す。
涙の数と比例して増大してゆく胸を締め付けられるような感覚が梓を苛ませる。
文恵「言い訳になるけどさ……。だって仕方ないじゃん! どんなに我慢しても、身体が勝手に動いちゃうんだよ?」
文恵は神に懺悔する罪人のように、胸の上で両手を結ぶ。
文恵「傷付けたくなんかないのに、いつも気付いたら誰かが倒れてる……。私だってこんなのもうやだよ……」
梓「…………」
文恵は忌み嫌うように腰に差した長刀を放り投げた。
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