53:こーじろう侍[sage]
2010/12/01(水) 04:56:49.71 ID:DhwUcOA0
「――――山さん、秋山さん!」
「あっ、あ、ひゃい!」
突然、コックピットに叫ぶような声が響き、スクリーンの一部に曽我部先輩の顔が映し出される。少し前に見た夢を思い出しながらその世界に浸っていた私は、びっくりして、現実世界に引き戻される。
「どど、どうしたんですか?先輩」
我ながら、何とも間の抜けた声だった。まだ少し、呆けている様だった。
「どうしたもこうしたもないわよ。もう交代の時間よ」
先輩は半ば呆れた様に言った。時間を確認すると確かに、リシティアを出てから8時間が経とうとしていた。
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