過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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40:第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』[saga]
2010/11/27(土) 20:26:16.39 ID:cPRQijA0
「彼シャツ、あの子の学校で流行ってるみたいね」

「………超電磁砲、聴いてたのか」

「アンタとアイツが騒いでた頃からずぅっと。あの子たち声大きいから全部丸判り」

「つまり一方通行は上位個体すらそのYシャツが着れないくらいモヤシというわけですね、
 とミサカは一方通行をからかいます。プギャー」


………妹達はなにやら違う方向に個性が傾いている気がする。
それとも相手が俺だからだろうか。


「……で、どうすんのよ?着てあげるの?あの子のYシャツ」

「………」

「そもそもアンタはあの子のこと、どう思ってんのよ」

「因みにミサカは上位個体に恋愛感情を抱いていることを肯定した時点で学園都市第一位
はロリコンであると宣言するつもりで

アンタは黙ってなさい!!と超電磁砲が妹達にチョップをかましている。
関係。
アイツと俺の関係。
傍から見たら、俺達の関係とは一体どう見えるのだろう。


保護者と被保護者?
兄と妹?
加害者と被害者?


「…………判んねェ」


だが、恐らく。


「………アイツが望んでいるような感情じゃ、ねェと、思う」

「…………そう」


恐らく、俺がアイツにそんな感情を抱くことは一生ないだろう。
アイツは確かに俺が護るべき大事なモンで。
今もこれからもアイツのためにできることは何でもしてやることが変わらなくても。
アイツが本当に欲しいモンは、結局、何も与えてやれない。

「アイツと一緒にいる資格なんて、ねェのかもな」


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