過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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953:最終話 『部屋ととある二人とミサカ』[saga]
2011/02/20(日) 23:31:11.33 ID:gngUMmaQ0



次に向かうのは番外個体の個室である。一方通行は途中購入した缶コーヒーを啜りながら歩いていた。
アイツも随分と手酷くやられたようであるし、小一時間は嫌味を延々と聞かされるかも知れない。
まあそれも仕方の無い事だと一方通行が彼女の病室へ向かおうとすると、



「あ、お兄様〜〜〜〜〜〜!!!!」



ブフゥウウウウウウウウ!!!!!
一方通行の口からコーヒーのレインボーブリッジが完成された。お、おおおおおおおお兄様!?鳥肌たった肌がなかなか戻らない。


「ミサカのお姉さン達が言ってました。お兄様は一方通行のオリジナルなのだから『お兄様』と呼ぶべきだ、と」
アイツら、絶対面白がってやったに違いない。あとで希望通り高級菓子でも買って来てやろうと思っていたが却下だ、却下!


「あれ?一方通行にクソガキじゃねえか」
一方通行がメラメラと復讐の炎を燃やす中場違いに軽い声を掛けてくる男に、思わず一方通行が「あ゛ァ!?」と不機嫌に牙を剥いた。


「うぉ!?なんか今日は一段と不機嫌だな………恐いからヤメテ」


空気を読めない浜面仕上は、これでもやるからと両手に持っていた缶コーヒーの一本を押し付けて一方通行を落ち着かせようと試みる。
そんな彼に、先程凶悪な第一位をお兄様と呼び回ったクソガキこと一方通行00号は



「一方通行にも缶コーヒー買って下さい、お父様」



残った缶コーヒーのプルを開け口に含んだ浜面から、コーヒーの瀬戸大橋が完成した。






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