302:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/25(クリスマス) 21:22:56.04 ID:GcS1DpIo
これは、彼が学園都市最強であることの宿命、なのかもしれない。
離れて守るか、近くで守るか、
彼は近くで守ることを選択した。それだけのこと。
「……それが忠告、か?」
「そうだ。
お前は守りきれなかったことを悔いて、何をするかわかったものじゃあないからな」
「この俺が、自殺でもすると思ったのか?」
「そこまではしないだろうが、学園都市から消えるぐらいのことはするだろう」
「……何か問題あンのかよ」
自殺はハナからする気がなかった彼だが、
学園都市から去る可能性は否定できない。
「まあ色々と問題はありそうだが、結論からいうと俺が困るな」
「……オマエには関係ねェだろ」
「そこで俺のお願いだ。
俺は今、学園都市の犬として動いているが、いい加減嫌になってきたんだ。
お前雇ってくれ」
「――――はァ?」
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