51:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/16(木) 00:01:28.37 ID:Za4F0vMo
 ピリリッ、ピリリッ
 ――――すると、唐突に足元のほうから軽快な音色が響きわたる。
「「……っ!!?」」
 一方通行が目を開けると、すぐそこには番外個体の顔。
 ……きまずい、非常にきまずい。
 ばつが悪い、そんな顔を二人で仲良く体現していた。
「……あー、うん。おはようダーリン♪」
「……何してやがる?」
「キスをしようとしただけだよっ!」
「…………はァ、いいからどけ」
 目の前の無垢な笑顔の前に、彼も怒る気が失せてしまった。
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