過去ログ - 浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」<br>
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134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/24(月) 03:19:40.92 ID:bTON20LAO
何かに足を引っ掛けたインデックスが体勢を崩す、こけそうなインデックスを抱きかかえ、物陰に身を潜める。

禁書「いたた……なんでこんな所にロープが……」

浜面「工場だからな、機材包む縄ぐらいあるさ……」

荒い息を整え、それを潜める。耳を澄ますとカツコツ、カツコツと魔術師の靴音がすぐ近くまで響いていた。

浜面「くそっ……」

禁書「……本当によかったの?」

浜面「あぁ?」

禁書「私の手を取って、その……助けるって」

浜面「……あのよぉ」

ビクッとインデックスの肩が震えた。浜面はフード越しにインデックスの頭に手を置き、ゴシゴシと撫でる。

禁書「わっ、わっ……痛いんだよっ」

浜面「俺が助けたいって思ったんだ。いいに決まってんだろ」

禁書「――っ」

その言葉は、多分インデックスの心に刺さったのだろう。目にはうっすらと涙が浮かび、表情も崩れかけている。ふえっ、などという緊張感の欠片もない言葉も飛び出てきた。

だが、

浜面「泣くのはあとだ、インデックス」

禁書「……えっ?」

浜面「教えてくれ。どうやったらアイツを倒せる」

インデックスの震える肩に手を置き、そう訪ねる。

インデックスは一瞬ポカンとした後、歩く教会の袖で崩れた表情をゴシゴシとこすった。

浜面と再び向き合ったその顔は、魔術師のそれだ。



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