過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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108:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/13(木) 13:57:11.94 ID:Al96rPapo
……しかしながら。
まだ、僕は死んでいない。
現状で判断するのは難しい。
呪いがいつくるのか、どう襲い来るのかはわからない。
先程脳裏に見たアレこそが、そうなのかもしれない。
だとしても、だ。
僕は央輝に剥がされた制服を押さえつつ、つぶやく。
智「……意外に、平気かも」
身体に変化はない。
昔は、全身が危機を訴えていたのに。
今は、何も無い。
それより、今はこっちのほうが先決だった。
央輝「お、おま……男…………?」
智「……央輝」
僕の真実を知った央輝が慄く。
驚いているところ悪いけれど、僕も彼女に聞きたいことがあった。
智「……とりあえず、上がっていってよ。今のことも含めて、全部説明と――聞きたいこともあるから」
央輝「あ、あぁ……わかっ、た」
央輝は動揺している。
それに普通なら男だとわかった奴の部屋には入らないだろう。
なのに何も言わず、二言でオーケーを下したのがその証拠だった。
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