過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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60:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:28:18.08 ID:sZDacFKmo
智「央輝!?どうしてこんなところに……」

央輝「それはこっちの台詞だ!なんでお前がこんなところにいる!?」

 奇遇すぎる再会。
 他の三人には全く見覚えがないだけに、央輝がいるだけで随分と変な感じがする。

「へ、あれ?知り合い?」

「そうみたいだねぇ、繰莉ちゃんびっくり。でもまぁ、こっちだって知り合いなんだしお互い様じゃない?」

「あーやだけ私たち二人ぶんの知り合いだね」

「いやいや、偶然ですよ偶然!」

 向こうは女の子三人で姦しい。特に一人、こよりんと同じような香りがする。
 僕と央輝は顔を合わせる。

央輝「……とりあえず今は喧嘩してる場合じゃないかもな」

智「うん、賛成。向こうが誰かも聞かなきゃ」

 そう言い合い、僕ら二人は彼女らに近づいた。

智「あのー」

「あやややっ、く、繰莉ちゃん先輩、よろしくお願いしますっ!」

 繰莉ちゃん先輩、と呼ばれたウェーブのかかった長い髪をもつ女の子がふむ、と口を釣り上げる。

繰莉「よろしい。この繰莉ちゃんにお任せなさい」

 そういって、僕らの前に出た。


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