過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」
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61:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:33:01.33 ID:sZDacFKmo
一度こほん、と咳払いして。
繰莉「偏平足の香山裕司さんがこういった。かやー」
智「………………」
62:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:36:05.05 ID:sZDacFKmo
繰莉「………………」
央輝「――――――!」
二人は口論を繰り広げる。
63:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:46:52.86 ID:sZDacFKmo
央輝「オイお前!こいつを何とかしろ!ムカツイてかなわん!」
繰莉「おんやぁ、それはご挨拶だね、ゆんちゃん?」
央輝「な、なんだそれは!馬鹿にしているのか!!」
64:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:48:11.82 ID:sZDacFKmo
繰莉「ふむ。じゃあともちゃんね」
智「……うん、別にいいや」
思考放棄。
65:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/12(水) 22:49:13.79 ID:QRexX1jVo
A / ∩___∩ \_WW/
・ ≪ | ノ ヽ ≫ A ≪
A ≪ / ● ● | ≫ ・ ≪
・ ≪ | ///( _●_)//ミ ≫A ≪
A ≪ 彡、 |∪| 、`\ ≫ ・ ≪
66:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:50:11.86 ID:sZDacFKmo
繰莉「こほん。……そして今、我々は観測するのさ」
繰莉「ほら――もう、いるよ」
それを合図にしたように唄が強くなる。
67:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:55:54.75 ID:sZDacFKmo
紅の光が消える。
電気すら通っていないビルは闇に覆われる。
けれど、僕らはそんなことを気にせずただ目の前で唄う少女を見ていた。
唄が近くに聞こえる。身体の中に入り込んでくる。
68:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 22:57:16.17 ID:sZDacFKmo
――現れるのは紅い腕。
今まさに何かに手を染めてきたかのような紅い腕。
――現れるのは蒼い足。
地獄で色を忘れて、血を通わせていないような蒼い足。
69:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 23:10:25.46 ID:sZDacFKmo
一週間と少し前の、夜子の事を思い出す。
あの足元のボード――あれも、こんなものによく似ていた気がする。いや、きっと同じだ。
形は違えども、起源は一緒。
それは、ポメラニアンやゴールデンレトリーバーを同じ犬だと判断するように。男爵とメイクイーンをじゃがいもの種類だと思うように。
70:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/12(水) 23:18:12.36 ID:wLo99zNyo
>>57
せめてセンターまで
できれば2次までやってくれるとうれしいなー
71:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/12(水) 23:20:15.58 ID:sZDacFKmo
央輝は僕を足蹴にして、自分もすぐさま避ける、という行動は間違っていなかった。
しかし――避ける方向を間違えた。
騎士から距離を取るのではなく、動きにくい懐の方向へと動くべきだったのだ。
騎士は一歩で距離を詰める。
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