3:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/08(土) 15:01:04.85 ID:JeVAPgDO
「時間は……五時過ぎてる、か……」
不良から絡まれてる人を助け、引き付けて逃げ回るというのは彼の大体のパターン。普通なら大体のパターンが出来るとかその時点でおかしいのだが、治安がよくないこの学園都市という場所、それに加えて不幸体質である彼にとってもはやそれは別に特別な事ではない。
スーパーの特売を逃すというのは非常に死活問題な訳だがそれ以上に困っている人がいたら放っておけないのだ。
不幸体質の彼は、その不幸を一身に受けている故に辛さが分かってしまう。だからこそ不幸な人を見るとついつい助けてしまうのが彼の性分であった。
……すると。
「ちょっとアンタ!」
ふとこの場に声が響き渡った。
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