794: ◆LKuWwCMpeE
2011/02/07(月) 23:47:33.64 ID:3y0709oDO
「三下ァ、何処へ行くつもりなンだァ?」
白髪の少年が上条に近付いて来る。
795: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:48:43.42 ID:3y0709oDO
それに、自分をも救ったらしいのだ。
以前なら想像もつかない様な一方通行の行動。
しかし、事実なのだ。
796: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:50:14.06 ID:3y0709oDO
「再開…………だと…………?」
「クカカ!告げられたのはついさっきの事でよォ!テメェに止められて以来、生温い日々を送ってたンだがなァ、とォとォおさらば出来たぜェ!!」
797: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:51:47.86 ID:3y0709oDO
「一方通行!御坂妹をどうした!?」
「ここまで聞きゃ分かンだろォが。 殺ってやったんだよォ!」
798: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:53:29.13 ID:3y0709oDO
一方通行は許せなかった。
上条の自身の隠された力に驚き、怯え、他人の為を思ったつもりで取ったその行動を。
あの実験を止め、光を与えられたのは妹達とオリジナルの被害者達だけではない。
799: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:55:14.03 ID:3y0709oDO
──そうだ、それでいい。それでも、いまだにテメェが自分の力に怯え、誰も救えなくなっちまった様な臆病者に成り下がっちまうってンなら────
800: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:56:45.17 ID:3y0709oDO
「があああぁぁッッ!!」
上条の怒り任せに振るう右手。
自身の身体にベクトル操作を最大限に使い、顔に突き刺さるかの所で横にかわす。
801: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:58:27.45 ID:3y0709oDO
「何でだ!?」
「あァ?」
802: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/07(月) 23:59:40.75 ID:3y0709oDO
打ち止めのオリジナルである超電磁砲、美琴。
美琴も上条がどうにかなる度に泣いて、笑って、また泣いたのを見た。
そして上条に逃げられた時の最後の顔は痛々しいものであり。
…………打ち止めと同じ顔であったから、より感じる所があったのだ。
803: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/08(火) 00:00:45.91 ID:xQJ3T/5DO
「話は終わりだ。まァ奴らもいねェし、次にどっちが生きるか死ぬか、テメェと俺で決着付けよォぜ」
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