過去ログ - 垣根「お前が欲しい」初春「……は?」
1- 20
20:suzuna  ◆XvsKHLIHQc[saga]
2010/12/12(日) 14:26:43.83 ID:RcmkpT6o
出したくも無いのに涙が出る。
こんな自分を友達だと良いはる佐天涙子。
何故泣いているのか、それはまだ自分に未練があるからなのだろうか。
垣根は、苛々していた。気が立っているのが分かる、このままだと佐天に暴力をふるいかねない。
マズイ。泣くな、涙出るな。

「初春…」

そんな声で呼ばないで。お願い、私をもう放っておいて。そう願う自分。
その願いは届く事は無かった。
そうして…。

「初春ちゃんよ、限界だ」

垣根が、翼を広げる。

「やめてください!!佐天さんには…手を出さないでください!!」

手を広げ、かばう自分。
もう自分でも何をやっているのかが分からなくなっていた。

「初春…」

「お願いします…もう、これ以上…苦しみたくないんです。佐天さんも…お願いだから、もう私の事は忘れてください…」


と、私はもしもの時の為にと思っていた手紙をポケットから出し、佐天に預けた。

 、、、 、、、
「いつも通りです。  それでは佐天さん さようなら。縁があったら、またどこかで会いましょう」

そうして、私は車に乗り込んだ。
座って呆然としている、友達の佐天を横目にして。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
239Res/137.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice