946:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/09/23(金) 23:04:31.43 ID:57EzCirIo
学園都市・第七学区
〜月詠小萌のアパート〜
魔術師の襲来を警戒していた三人は、その来訪者の姿――特に顔を見て、完全にあっけに取られていた。
上条「え……?」
美琴「……何よ、これ……!?」
禁書目録「……そっくり……」
部屋の外にいる生と、部屋の奥で寝かされている生。
その顔を見比べるように視線が何度も往復する。
――二人の生が、ここにいた。
安達「改めまして……こんな朝早くにスミマセン、小萌先生」
小萌「いえいえー。で、安達ちゃんはあっちの彼を迎えに来たんです?」
安達「えぇ、そんな所で。……それにしても、分かるもんですか?」
小萌「そうですねー。最初はアレ?って感じでしたけど」
安達「流石というか何というか……」
――もしかすると、教師で自分達を見分けてくれたのは彼女が初めてではないだろうか。
……過去に新倉の担任だった黒沼は、自分が殺した板前の海原を新倉だと勘違いしていたし。
安達「(……尊敬に値するじゃん、小萌先生)」
最近では、布束もプラント常駐組なら見分けられるようだが、それでも長い時間の交流を経ての話。
妹達の件でクローンに慣れている布束とは違って、小萌先生は『別の生』と遭遇するのが初めてである事を考えれば、驚異的だ。
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