947:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/09/23(金) 23:06:10.89 ID:57EzCirIo
上条「いやいやいや!? 何で普通に会話が進んでるんだ!?」
安達&小萌「え、何が(ですー)?」
上条「何がって…………えっと……生、でいいのか?」
安達「酷い奴だなぁ、忘れちまったのかよー?」ヘラヘラ
小萌「上条ちゃん、クラスメイトの顔と名前ぐらい一致させとくべきだと思うのですよー?」
上条「いや、新任教師の心構えみたいに言わないでくださいよ!? そもそも、中学からの付き合いだし、一致はしてますって!」
小萌「じゃあ、何が問題なんです?」
上条「いや、大問題だろ!
こっちの生が俺の知ってるクラスメイトの『安達生』なら、こっちで寝てる『生』は誰なんだよ!?」
小萌「あ、それは私も聞きたかったんです。……安達ちゃん、誰なんですかー?」
安達「――聞きたいですか?」
小萌「無理にとは言いませんけど……是非」
上条「説明してもらわないと、混乱して頭が変になりそうなんだが」
安達「そっちの二人も?」
話を振られた美琴とインデックスがこくこくと頷いた。
全員から説明を要求された安達は、考えこむようなポーズを取りながら……やがて口を開き、話し始めた。
安達「――そこに寝ているのは『新倉生』……俺の兄弟じゃん」
決して、真実ではない……しかし、多くの事実を織り交ぜた嘘の物語を。
――それは奇しくも、部屋で寝かされている新倉生が万が一の時に用意していた『言い訳』と大差ないモノだったのだが。
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