過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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400:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 06:53:33.70 ID:sGSyS7Q0


深い微睡みは、ぬるま湯に浸る感覚に似ている。
身体も意識も、流れる時間はとても緩やかで、時間の感覚がすぐには追いつかない。
以下略



401:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 06:56:05.51 ID:sGSyS7Q0

番外個体は子供の癇癪のように喚き散らした。

「触るな、汚らしい」と罵声を一方通行に浴びせ、そのくせ一方通行が離れると、泣き始める。
以下略



402:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:02:10.13 ID:sGSyS7Q0


(まだまだ親が恋しい年ってことか…)

以下略



403:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:04:33.93 ID:sGSyS7Q0

昨夜見せた番外個体の激昂について一方通行は考える。
ようやく回転し始めた頭の中では泣きついた番外個体の顔が浮かぶ。

もしかしたら、彼女は焦ったのかもしれない。
以下略



404:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:05:56.61 ID:sGSyS7Q0

能力もない、闇など知らぬ彼女は仲間であるはずがない。
なることも出来ない。
そして、彼女にそのような闇を知ってほしくもない。
それでは家族か。それも少し違う。
以下略



405:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:07:32.74 ID:sGSyS7Q0

「………」

番外個体は、とうに目を覚ましていた。
以下略



406:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:09:13.00 ID:sGSyS7Q0

一方通行がかすかに微笑んだ。
気配でそれがわかる。心音が一段跳ね上がる。
不意に、一方通行の手が、番外個体の髪を撫で始めた。
以下略



407:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:12:22.16 ID:sGSyS7Q0

その表の世界の象徴のような、陰の無い笑顔を持つ少女。

花のように可憐な少女から向けられる好意に、一方通行は知らず知らず引き付けられている。
以下略



408:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:20:56.71 ID:sGSyS7Q0

本日の投下は以上です。
ちょっと早めに投下しました。そしてストックが尽きる寸前です。
また書き溜めないとです。
以下略



409:Are you enjoying the time of eve?[sage]
2010/12/24(クリスマスイブ) 07:47:27.87 ID:aYnHqds0
一方通行、鈍い鈍いよ。だがそれがいい。
それにしても番外個体は「家族」であわきんは「仲間」か……
二人にとっては一方通行の想いはキッツイのう……



410:Are you enjoying the time of eve?[sage]
2010/12/24(クリスマスイブ) 10:27:47.84 ID:F0M9cJ.o
番外個体かわいいな…


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