過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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623:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/02(日) 00:32:40.28 ID:YK8UpOw0
乙!

ところで黄泉川も芳川もエピローグには勿論出るよな?


624:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]
2011/01/02(日) 08:36:09.49 ID:zJLe9Mo0
次の投下はいつ?


625:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:29:31.44 ID:PAtYjb20
あけましておめでとうございます。
エピローグという名の蛇足編を投下します。
尚、エピローグは短編集のごとくちらほら続いていきます。


626:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:36:20.04 ID:PAtYjb20


「嫁にして下さい!」

以下略



627:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:37:01.59 ID:PAtYjb20


「嘘つき……」

以下略



628:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:38:51.12 ID:PAtYjb20
佐天の首筋に赤い痣が鮮やかに浮かんでいる。
首筋に吸い付いた時についたのであろう。
脅しのつもりだったのだから、何も痕なんかつけるんじゃなかった。
そこまで気合入れるんじゃなかった。
そんな後悔を他所に、佐天は遠い目をする。
以下略



629:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:39:31.69 ID:PAtYjb20

一方通行の呟きを、聞き逃さない佐天は表情を一転させる。
泣きの演技はともかく、こっちは素だ。
彼女だってファーストキスを捧げた相手で、そんな相手にマウントポジションになっているのだ。
決して心中落ち着いてなどいない。いられようはずもない。
以下略



630:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:39:59.85 ID:PAtYjb20
一方の結標と佐天はといえば、互いに友情を結んでいる間柄故に、少々複雑な様子だ。
結標はムッとした視線をヘタレモヤシに向ける。
佐天に当たるわけにもいかない。彼女は結標から一方通行を奪ったわけではない。
彼女は彼女なりの覚悟を持って彼との距離を詰めたに過ぎないのだから。
そして、ならば怒りや不満がぶつかる先はといえば、このナイスボート野郎だ。
以下略



631:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:41:43.21 ID:PAtYjb20

「(仲間としても)側にいて欲しいって思ったのはウソじゃねぇ」
「そ、そんな……でも佐天さんだっているのに…」

真剣な一方通行の表情に、結標の頬が赤みを増す。
以下略



632:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 17:42:39.42 ID:PAtYjb20

「だがな、もう(背負っていくって)決めちまったんだよ俺はなァ」

「そんな……勝手よ!!(私的にはきっちりその辺させておきたいのに、複数だなんて……)私の気持ちはどうなるのよ」
以下略



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