442:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/21(金) 22:00:59.97 ID:fSpuMihf0
「相変わらず素直じゃないじゃん。でも、正直その方が好都合だったじゃんよ」
「そうね、まだ時間もたっぷりあるしね」
黄泉川に抱きついた打ち止めは首を傾げる。
「時間?」
「そうじゃんよ」
「お化粧直しのね」
「え?」
「もうアイツは行ったじゃん。今のうちに思い切り泣いておくじゃん」
「目元の腫れならメイクで誤魔化せると思うしね」
「………うん」
暫くして、少女の嗚咽が静かに響いた。
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