過去ログ - 上条「アンタは私のものになんのよ」美琴「……不幸だ」
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716:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage  saga]
2011/01/26(水) 23:28:26.62 ID:M0zqp2o+0

アロウン(連れていかれちまったか。やれやれ、親父さんも困ったものだな)

上条「こっちも誤解を解くのは大変そうだなぁ」

アロウン(ハハッ、理不尽だと思うだろ?)

上条「若干はね。でも非はこっちにある訳だから、ちゃんと謝らないと」

アロウン(アレにも、そのくらい甲斐性があれば彼女の一人や二人、簡単にできたろうに)

上条「ふふっ、不器用なとこもアイツの良い所でしょ。私も大概不器用だったけどさ」

アロウン(痘痕も笑窪かよ。お熱いこって)

詩菜「本当にね。でも変に拗れてしまう前に仲直りした方がいいわ」

上条「そ…そうですね。……あの、刀夜さんは…?」

詩菜「お休み中です」ニッコリ

アロウン(怖っ! 全く遺伝ってのは侮れないな。怒り方なんかアイツにそっくりじゃないか)

詩菜「アイツ?」

アロウン(貴女の遠い祖先だ。未来を予見する巫女で、掴みどころの無い不思議な娘だった)

詩菜「竜神のご先祖様かしら」

アロウン(そうだ。竜神の人間は妙に勘が鋭いだろ?)

詩菜「言われてみればそうですね。何となく刀夜さんが浮気してるな〜って分かりますから」

上条「うわあ……」

アロウン(俺とも普通に会話できてるし、力を色濃く受け継いでいるのかもな)

詩菜「うふふ、何時かゆっくりお話を聞かせて下さいね」

アロウン(ああ、何時か聞かせてやろう。勇気と優しさで仲間を支えた、愛すべき馬鹿者の話を……)




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