過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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861: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/04/23(土) 21:31:58.58 ID:gPO8oWVwo

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「はあ、災難でしたわ……」

「お疲れ様でしたー。それにしても、本当に病院行かなくて良いんですか?」

「そうよ、こういう時は大事を取らないと!」

「お気遣い感謝します。ですがそうはいっていられない状況ですので……。お姉様も、お手を煩わせてしまって申し訳ありませんでした」

「良いのよ、こんな時くらい頼りなさい。可愛い後輩の為なんだからさっ」

三人で何処かに出かけていたのか、美琴と白井と初春が揃ってぞろぞろと177支部へと流れ込んできた。
しかしその中でも白井は負傷しているらしく、あちらこちらに包帯やガーゼが当てられている。
結構な怪我であるにも関わらず応急処置で済ませてしまっているので、美琴たちは本当に大丈夫なのだろうかと心配そうな顔をしていた。

「でも、白井さんは暫らく休んで下さいね。その身体じゃとてもじゃないですけど取引現場の差し押さえなんてできません」

「大丈夫ですわ! 見た目ほど大したことはありません」

「駄目だってば。黒子が復活するまでは私が初春さんの手伝いをするから。ね?」

「お姉様、こういうのは風紀委員の仕事であって一般人のお姉様が関わって良いようなことではありませんのよ?
 今回の戦闘行動は風紀委員の手伝いということで大目に見ますが、通常なら一般人の対人能力使用は立派な暴行ですわ」

「分かってるってば。だからきちんと初春さんの指示の範囲内に留めて……ん?」



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