過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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874: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/04/26(火) 17:42:07.31 ID:qA9b4sbZo

美琴の言葉に、一方通行が反応した。
しかし彼女は気付かずに、そのまま説明を続ける。

「どうも先週あたりから、原因不明の昏睡状態に陥る学生が増えてるみたいなの。で、その学生の殆どが幻想御手使用者なのよ」

「殆ど、ってのは?」

「それが、幻想御手を使用した形跡が一切無い人もいるのよね。
 まあ上手く痕跡を隠しただけって可能性もあるんだけど、それにしては数が多いから幻想御手は関係ないんじゃないかって線もあるわ」

「…………」

聞きながら、一方通行は机の上に投げ出されていた紙束を引き寄せる。
それを見ていた美琴は、首を傾げて紙束を指差した。

「それ、何?」

「昨日言ってた風紀委員への届けモンだ。ちょっと厄介なことになっててな」

「またぁ? ったく、そういう時は私に言いなさいって言ったじゃない」

「オマエも人のこと言えねェだろォが。……オイ白井、ちょっと良いか?」

「少しだけでしたら」

ちょうど作業が一段落ついたところだったのか、パソコンに向かって作業していた白井がこちらに向き直る。
そんな彼女に、一方通行は例の紙束を投げて渡した。



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