過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2011/04/29(金) 21:37:19.39 ID:5TmlY6Ogo
(身体強化程度なら消耗は少ないしな。風は演算が複雑だし、地震は使う力が大きいから消耗が激しい。
一度に大勢を排除できるから便利は便利なンだが)
一番簡単なのは反射状態のまま突っ込むことなのだが、流石に相手も学習しているのか無闇に攻撃してこない。
彼の弱点を把握しているわけではないだろうが、時間稼ぎに重点を置いているのも少し面倒臭かった。
駆動鎧たちにしてみれば、「手も足も出ないのでせめて時間稼ぎくらいはしよう」という考えなのだろうが。
(無視しても良いンだが、後々厄介なことになりかねない。敵の戦力は少しでも多く潰しておくに限る)
キャパシティダウンが近づいてくる。
同時に、駆動鎧の数も増えてきた。
その型も、先に進むごとに強固で性能の高いものに変化して行っている気がする。
攻撃自体は脅威ではないが、破壊には一苦労だ。
(キャパシティダウンまでそォ距離はねェが、何があるか分からねェからな。念の為に節約しておくか)
一方通行は更に強く地面を蹴って、加速する。
マシンガンを向けてきたグリーンマーブルの駆動鎧に向かって駆け、銃口に手のひらを宛がって塞ぐ。
その速度に反応できなかった駆動鎧は、引き金を引く指を止めることができずにマシンガンを暴発させた。
流石に駆動鎧を着ているので中身の人間を負傷させるには至らないが、駆動鎧を故障させて稼働停止に追い込むにはこれで充分だ。
(……現在三分経過。充分か)
続いて、今度はブルーマーブルの駆動鎧が三体同時に現れた。
どういうコンセプトの駆動鎧なのか、三体とも銃器などの武器らしい武器は持っていない。
(まァ、銃器なンてモンは俺に対しては逆効果だから、それが正解かもな)
飛び掛かって来た一体目の駆動鎧の足を掴み、そのまま地面に叩き付ける。
そこにすかさず接近してきた二体目の駆動鎧が一方通行の顔面を狙って殴り掛かってきたが、彼はあえて回避しなかった。
言うまでもないだろうが、その必要が無いからだ。
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