556: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:30:14.83 ID:gyj0vDmf0
佐天「……ほ、本当に……シャレにならないって……」
縮こまらせた全身を小刻みに震わせていた。
すぐにも立ち去ろうとするが、足がすくんで動かない。
557: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:30:49.26 ID:gyj0vDmf0
佐天「ど、どうやらいけそうだね。ち、ちょっと借りますよ〜」
声を震わせながら、マッチ棒を出して、箱の側面の茶色い側薬にこすり付ける。
558: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:31:21.19 ID:gyj0vDmf0
『恋都のばか、
559: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:40:51.73 ID:gyj0vDmf0
佐天「と、とにかく……行こう……」
火を灯したロウソクを手にすると、ゆっくりと立ち上がった。
遺体に背を向けると、そのまま出入口へと足を進める。
560: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:41:43.89 ID:gyj0vDmf0
佐天「ここ……本当にどこなんだろ……」
灯は一つも見えない。
ただ、佐天の手にしているロウソクの炎と、背後から漏れる部屋の明かりが、ガラスに反射して映っているだけ。
561: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:42:33.48 ID:gyj0vDmf0
廊下の床は、教室と同様に、所々に穴が開いていたり、机やガラスの破片やらが散らばっていたりしている。
だが、進めないというわけでもなさそうだった。
佐天(どっちに……行ったらいいんだろう……)
562: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/15(火) 22:44:33.72 ID:gyj0vDmf0
本日の投下はここまでです。
なお、以下の選択肢がこの後に続く形になります。
A:左へ行くことにした。
563:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/15(火) 22:49:16.70 ID:48kp4wrfo
乙乙
564:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/17(木) 16:20:33.24 ID:INVxWTlb0
ksk
565:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/17(木) 21:24:10.27 ID:QrA3w3xK0
Aで
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