903: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:39:10.32 ID:+4C+A4pM0
あゆみ「学園都市でも知られていると思ったのだけど。オカルトマニアの間じゃ有名だよ」
黒子「少なくとも霊能力者ということは初耳ですの」
904: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:39:37.69 ID:+4C+A4pM0
あゆみ「学園都市でも知られていると思ったのだけど。オカルトマニアの間じゃ有名だよ」
黒子「少なくとも霊能力者ということは初耳ですの」
905: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:41:16.88 ID:+4C+A4pM0
あゆみ「ひょっとしたら、そこに何かがあるかもしれない……あの霊たちを鎮めることができそうな……」
黒子「それだったら、いいのですけどね。ま、行って見ましょうか」
906: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:43:01.47 ID:+4C+A4pM0
黒子「無理しなくてもいいですの。もう少し休んでからでも遅くは……」
あゆみ「ううん。大丈夫。そこまでってほどじゃないから……」
907: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:44:28.82 ID:+4C+A4pM0
あゆみ「うぁ……」
心配している矢先に、当の本人は、めくれあがった床に足を引っ掛けてしまっていた。
908: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:45:58.69 ID:+4C+A4pM0
黒子「篠崎さん。ひどい怪我してるじゃありませんの」
あゆみ「3-Aの教室に来る前に転んで、切っちゃって……」
909: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:46:48.93 ID:+4C+A4pM0
黒子「ハンカチは持っていまして?」
あゆみ「うん。さっき血を止めるのに使ったから、少し汚れているけど」
910: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:47:35.04 ID:+4C+A4pM0
あゆみ「白井さんって、世話焼きなんだね」
幾分優しげな表情で、黒子をじっと見つめ、話しかけてきた。
911: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:48:12.93 ID:+4C+A4pM0
あゆみ「彼女ね、白井さんと同じような声なの。しゃべり方はまるで違うけど、貴女の声を聞いているとその子のことを時々思い出しちゃって……」
黒子「…………」
912: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/05/10(火) 22:49:04.82 ID:+4C+A4pM0
黒子「で、人形が泣き出したのは、1階のどのあたりですの?」
教室の外。
左右に伸びる廊下を眺めながら、あゆみに尋ねた。
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