171:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:31:48.53 ID:qjaYsugY0
「へぇ…お疲れ様、で、ダグラスは…?」
佐天の脳裏に浮かぶのは“処分”と言う言葉。果たしてダグラスはどうなったのだろうか。
彼女の興味はその一点に注がれる。
『ダグラス?あぁ、今回の目標ね。つつがなく下部組織に渡したわよ?』
「…そう」
(死ななくて済んだの…?)
麦野の言葉に自然と安堵する佐天。
自分が人殺しを命令しなくて良かった、と思った。免罪符を得たのだ。
『じゃ、今日の所はこれで終わりね?』
麦野の質問に佐天はメールを思い出す。
(ないね…あとは暇があったらマネーカードを拾うだけ…ってこれは私の雑務か…)
そんな事を考えながら佐天は麦野に「ないわよー」、と軽い調子で答える。
すると通話先でクスクスと割る声が聞こえる。
「どうしたの?」
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