過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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465:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/09(水) 03:54:42.54 ID:ofO3IuS6o
「やけにて慣れてるじゃない」


「最近覚えたの。かなり便利なのよね、コレ」


フレンダが「へぇ」と息まくのを視界の端に見つめながら佐天は自分の見れる権限までの情報を拡大していく。
彼女がこの携帯電話のさまざまな機能に関して気付いたのはつい最近のようだ。


「私はまだ…暗部…いや、仕事を始めてから日が浅いし、おそらく幻想御手を使った事も関係してると思うんだけど、見れる情報が限られてる…それでもいいなら」


佐天は“暗部”と言いかけた所を途端に“仕事”と言いなおす。
やはり自分が暗部に落ちた事を認めたくない、という僅かながらのプライドが彼女にまだ存在するのだろうか。


ともあれ、佐天はそういうとタブレット型携帯電話の液晶をフレンダに向ける。
フレンダが携帯電話をいじろうとするがそこに待ったがかかる。


なんでも佐天以外の人が携帯電話を触った場合強制的にシャットダウンするとか。
指紋認識にうからない場合、電源を起動する事すらままならない代物。セキュリティはピカイチだ。


学園都市関連人物ファイル、という名前のフォルダを開くと佐天が現状で見れる人物達がリストアップされていく。
右端にあった大きかったスクロールバーが徐々に小さくなっていく。
見た感じだと、警備員や風紀委員、果ては他の暗部組織に至るまで、数十から数百の人間のデータが登録されているようだった。


「誰を探せばいいの?フレンダ」


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