518:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:32:36.27 ID:J4PEtpCFo
佐天はフレンダの要望を聞き驚きを隠せない様子だった。
しかし、そこはクソ度胸の佐天。
驚きはしたものの、どうしたのだろう?と興味が先行し、彼女はフレンダに質問していた。
「な、なんの用なの…?」
「昨日の続きなんだけど…いいかしら?」
昨日の続き…佐天はふと思い出す。
確か昨日は夕方レストランからかながら帰還した時にフレンダの人探しに協力して少しだけ情報データを閲覧したのだった。
とりたてて拒否する理由はなかった。佐天はいいわよ?と鷹揚に答え、寮の部屋に二人を案内した。
「「おじゃましまーす…」」
「はい、どーぞ」
佐天は取りあえず二人を寝室とリビングを兼ねている部屋で二人を待つ様にいうと箱で売っているアイスを三本取り出し、二人に渡す。
一本は自分用だ。
「ありがと」、とフレンダと滝壺がいう。
アイスを頬張りながら佐天は「私は何をすればいいの?」とフレンダに問いかけた。
「昨日みたいに情報バンクに入ってほしんだけど…」
フレンダの申し訳なさそうに頼み込む姿に佐天は拒否する理由もないので寮の入室と同じように許可。
佐天はアイスをくわえながら枕の下にしまってあるタブレット型携帯電話を取り出す。
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