860:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:09:13.40 ID:HhUvIBkbo
「お姉ちゃんの相棒…だよね?その人」
ステファニーはうーん?とちょっと悩んだ表情をする。
たしかに相棒だけど、ちょっと違う、って思いたい。
ステファニーの迷いの表情にフレンダはんー?とからかうような視線を送る。
じっとりと見つめられたステファニーは運転しながらも段々と顔が紅くなっていく。
「あれ?結局惚れちゃってるの?うひひ」
「ばっ!だ!うっさい!フレンダ!」
「あれ?まさか本当に?」
フレンダの茶化しに耐え切れず、ステファニーは「いや、師弟の関係だし、それ以外でも以上でも未満でも切り上げ切り捨て……」と途中から訳のわからない事を言い始めた。
「……そしたら、お姉ちゃんの大切な想い人に合流しなきゃね?」
ステファニーは「にゃはは…想い人って」とフレンダの言うことに照れつつも否定はしなかった。
師であれ、好きな人であれ、ステファニーにとっては大切な人なのだ。
そして砂皿がいなければ今回の作戦はここまでうまくいかなかった筈だ。
「フレンダ、後ろに私のバックがあるから傷の手当したげる」
「いーよ。自分でやるって訳。一々車停めたらその分だけ合流するのが遅くなっちゃうって訳よ」
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