864:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/21(月) 04:16:04.62 ID:HhUvIBkbo
(ったく…アイツの組織も戦闘中か?電話に出ろ)
ストレッチャーに横になったまま数多は携帯を自分の受話器に宛がう。
すると出た。数コールの後に一方通行の「なンですかァ?木原クン」といううざったそうな声が数多の耳朶に届く。
「一方通行か…?俺だ」
『クッカカカ…何だ何だァ?そのよわっちィ声ェ…もしかして、負傷中ですかァ?』
「そんなトコだ、で、テメェの出番だ、一方通行」
『へいへい。こっちは順調に敵をぶっつぶしててつまンねェとこだったから、強敵大歓迎だぜェ?』
「ったく口がへらねぇ野郎だな、まぁいい。そしたら今から送る奴らを消せ」
『りょォかい。この命令はグループ全体で受け取っちまって良いのか?』
「かまわねぇ。上からは俺がどーとでもいっとくから安心しろ」
『流石木原家。やるねェ!』
一方通行の独特の口調に辟易した数多は携帯のタブを開いてデータを一方通行の携帯に送信する。
送信データは砂皿緻密とステファニーとフレンダの三人。
『こいつ等を消すのか?』
どうやらデータは一方通行に届いたようだった。
数多は「あぁ」と答える。
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