922:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/24(木) 13:48:38.29 ID:Mj+dOVNSo
(攻撃か?やっぱり。ってか、それしかねェよなァ?)
にやぁと笑うと一方通行は一気に絹旗の間合いに飛び込む。
それは絹旗が身構えるよりも早く彼女の間合いに侵入してきた。
「は、早い…!」
「残念でしたァ」
一方通行はまんまと絹旗の間合いに潜入するとそのままとんと指を触れようとする。
しかし、絹旗は窒素薄い膜に触れた瞬間にさっと防御態勢を取るのでうまく攻撃が出来ない。
「ったく、さっさと殺させろよ?楽だぜェ?」
「あいにくですが、超お断りします!」
べっと絹旗は舌を出す。
顔色は相変わらず悪い。それでもなお交戦を続ける。
絹旗は正直今にもぶっ倒れそうな位だったが、彼女は思った。
第一位とも渡り合えるんだ、と。そしてあわよくば、本当にあわよくば、勝てるんではないか、と。
絹旗は手の甲に更に体晶の白い粉をかける。
そしてそれをぺろりと舐める。再び絹旗の頭に激痛が走る。
「いき…、ギ、…あ、ます、よ!」
「来い、薬中女ァ」
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