過去ログ - 九曜「───だが────断る───」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/18(火) 03:40:49.42 ID:MS1/R1yAO




「―――力技で押し通されちまった……」


 長門よろしく、人に解読させるつもりの無い呪文を唱え始めた周防。
 終わったと呟いた周防の、そのドヤ顔にも見える気がする表情に、押され気味に部屋を出た。

 俺の代わりに、居間で妹とテレビを見ていたおふくろに話を聞く。
 どうやら、周防の立ち位置は遊びに来ている従妹なんだそうな。そんなバナナ。



「───やっ──た──?──」

「俺は喜べんがな」

 部屋に戻った俺に、周防が伺いをたててきたが、馬鹿馬鹿し過ぎて脱力していた為、軽くあしらう。


「─────」

「……なんだ?」

 無言で見つめてくるのは止めてくれ。俺にテレパシー的な能力は無いぞ。

 そこから数十秒間、周防は目で訴えてきたが、分からんものは分からん。
 観念したのか、ようやく言葉で疑問をぶつけてくれた。


「───何を──する───の──?──」

「それは俺が聞きたい。ほんと、どうしたもんだか……」




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