過去ログ - 九曜「───だが────断る───」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/18(火) 03:57:20.84 ID:MS1/R1yAO

「──あなた──は───一番の──理解者───」

「俺がか? そいつは光栄だな」

「───優しい───人──」

「そんな時あったっけか?」

 また過剰な評価だと、若干気恥ずかしい思いにかられる。
 中学時分の思い出を、美化し過ぎなんじゃないだろうか?
 目の前に居るのは周防だと言うのに、どうにも顔を見づらい。


「──そして───」

 しかし、随分と饒舌だな。さっきまでとはえらく違う。
 そう違和感を感じた矢先、


「───かっこ──いい────」

 これまた俺に似つかわしくない言葉が飛んだもんだ。
 佐々木が俺をそんな風に思っていたとは驚きだね。
 いや、嬉しくないわけじゃないぞ? ただ、今後どんな顔して会えばいいのかとか俺を男として
見てくれていたのかもとか少々舞い上がってるだけであってだな、



「──そう───おだてれ──ば──優しくしてくれる────」

「…………あぁ」

 そうか。うん、なるほど。いらん事しか教えてないわけだな。




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