996:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/04(水) 21:03:07.03 ID:0J22ojjVo
>>991
むかしむかし、ある所に三匹の豚がいました。
その豚は本当に例えるのもおぞましい邪悪な豚です。
その豚の住んでいる森に一月前狼さんも住み始めました。
「オウオウ、狼さんよぉ……」
今日も三匹の豚は狼さんにいちゃもんをつけます。
狼さんと仲のいい小鳥さんは「あのような豚食っちまえ、君には立派な牙があるじゃないか!」と言いますが心優しい狼さんは、豚を食べようとはしません。
狼さんは普段から木の実など草食動物のような食生活をしているのです。肉食なのに。
そんなある日、狼さんは新しい家を作る事を決意しました。
初めは藁で、次はコンクリートで、その次は鋼鉄で。
でも、どの家もことごとく豚に壊されてしまいます。
最後に狼さんは、レンガの家を作り、煙突をつけました。
そして、小鳥さんに言うのです。
「新しい家は中にたくさんご馳走を用意したんだ」
それを聞いた豚は、狼さんが小鳥さんと話に夢中になっている時に煙突から忍び込みました。
煙突の下にはぐつぐつ煮えたお鍋があり、そのお鍋はぶくぶく太った豚三匹をいれてもあまりある大きさのものでした。
あっちっちと豚三匹は外に出ようとしますが、外に出ようとした豚を何時の間にか帰ってきた狼さんはぶん殴りました。
「やっと、肉が食える。
狩りをするよりしばらく草とか食ってりゃ月に一度くらいはたんまり肉が食えるからなぁ」
なんと、狼さんは演技をしていたのです!
「あー、でもお前らには感謝してるよ。
お前らが俺をかわいそうな狼さんにしてくれたからすぐに森の肉どもと仲良くなれた」
狼さんの口には血がついています。
「しっかし、あの小鳥は美味かったぞぉおおお」
そして、豚を睨みながらにやりと笑いました。
〜〜〜
なんだこれww
オマージュってむずいな
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