過去ログ - 麦野「メルトダウにゃー、マジカルむぎのんだにゃん♪」
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411:とある科学と魔術の魔法少女 ◆l0RNyI4bA6[sage saga]
2011/03/27(日) 20:58:01.39 ID:95Dk/9E80
麦のん「……ふざけんじゃねぇぞ上条ォォォ!」

その言葉すら麦のんは拒絶する
先ほどの戦闘の際第二位が放った言葉の氷柱が溶け出し彼女の闇を溶かし、流しだしていた

麦のん「確かに暗部を抜けようって考えたりもした、軽い気持ちで変わりたいって思って滝壺に話を投げたりもした!
    それがトントン拍子で進んでってあっさり暗部を抜けることが出来た、それこそ拍子抜けするくらいにねぇ!
    その結末が今回の騒動って訳だよ!」

暗部の頃の狂気を宿らせて麦野沈利は叫ぶ

麦のん「最初っから私がこんな事始めなきゃ良かったってだけの話だ!
    違うって言うのかよ!!何とか言えよ正義の味方(ヒーロー)ォォォォォ!!」

滝壺は口を挟めない―――今回の騒動が麦のんだけでなく自分も原因の一つだから
浜面は口を挟めない―――この学園都市の暗部というものがどういうものだったか身をもって知っているから

それでも正義の味方は認めない―――人が救われちゃいけないなんて理由があることを

上条「確かに今回の原因をそうかもしれねぇ……
   だけど変わりたいって思うことがそんなに悪いことなのかよ!?」

麦のん「それだけで私みたいな人間が肯定されるほどこの世界はお優しかねぇんだよ!
    結局嘘で固められた魔法少女なんて最初から存在してねぇんだ!
    それでも私を助けてよかったって言えるのかテメェは!!!」

しかしそれでも目の前の女は認めない
それでも上条当麻は引かない引く訳には行かない
目の前の泣いているように叫ぶ少女を救いたいが為に

上条「ふざけてんのはテメェだ魔法少女!!
   そうやって全てを否定するだけ否定して消えるつもりだったて言うのかよ!?
   暗部でテメェが何をしてきたかなんて俺は知らない……
   魔法少女なんて存在はテメェからすりゃ嘘で塗り固められてる虚像だったのかも知れねぇ……けどな
   それでもお前に助けられた人にとってお前は間違いなく魔法少女(正義の味方)だったんだ!」

上条「どれだけありがたかっただろうか
   どれだけ感謝しただろうか
   その気持ちだけは嘘じゃねぇ筈だ!
   俺だってそうだ!お前に救われた一人だろうが!」

麦のん「うるせぇんだよ偽善者!そんなもん全部幻想だったっつってんだろうが!
    ……あぁ認めるよ、私はアンタみたいになりたかった
    アンタみたいになれたらいいと思ったからアンタに憧れたから近づいた……あぁ、わかったよ偽善者
    だからこの手でテメェを殺して最初から全部なかったことにして……私は暗部に戻ってやるよォォォォォ!!」

上条「いいぜ魔法少女……それが全部嘘だって言うんなら
   お前に助けられた人たちの感謝の気持ちや救われた幸福を全部なかったことにするって言うのなら……!
   他でもないお前を救うために!!


   そ の 幻 想 を 守 っ て や る !!!」


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