過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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157:1[saga]
2011/02/27(日) 12:40:13.80 ID:jm9+gCfn0
  
 その積極性は、なぜあの少年に向けられないのかと不思議に思った事もある。 
  
 いや、そう言えば、その少年を好きになったのも唐突な出来事だったはずだ。 
 原作を読んだ人にとっては、「いつの間にフラグを立てたんだ? いやそもそも居たのか?」と思われているほどだ。 
158:1[saga]
2011/02/27(日) 12:43:00.84 ID:jm9+gCfn0
  
 しばらくして、私達はとある場所に付いた。 
  
 イギリスでも名の知れた大聖堂。 
 第零聖堂区ネセサリウスの元本拠地であった、『聖ジョージ大聖堂』だ。 
159:1[saga]
2011/02/27(日) 12:43:48.72 ID:jm9+gCfn0
  
 五和「どうしてここに来ようと思ったのですか?」 
  
 サーシャ「第一の解答ですが」 
  
160:1[saga]
2011/02/27(日) 12:45:35.98 ID:jm9+gCfn0
  
 気を取り直して。 
  
  
 サーシャ「五和、大切なお話があります」 
161:1[saga]
2011/02/27(日) 12:47:28.21 ID:jm9+gCfn0
  
 五和「何を言ってるんですか? サーシャちゃんはいつだって天使みたいに可愛いじゃないですか」 
  
 サーシャ「いえ、そういう事ではなくて…」 
  
162:1[saga]
2011/02/27(日) 12:50:39.94 ID:jm9+gCfn0
  
 サーシャ「全ての始まりは、たぶん革命が起きたあの日です。 
      私は、踏み入れてはならない領域に足を踏み入れてしまいました」 
  
 五和「えっ?」 
163:1[saga]
2011/02/27(日) 12:51:57.24 ID:jm9+gCfn0
  
 五和「で、でも、大丈夫ですよ」 
  
  
 分かってる。その言葉に根拠は無いのでしょう。 
164:1[saga]
2011/02/27(日) 12:53:40.81 ID:jm9+gCfn0
  
 五和「それじゃあ…どうするんですか?」 
  
 サーシャ「明日にでも、旅に出ようかと思います。今はまだ人間ですから、この先どうなるかなんて分かりません。 
      しかし、もうこのイギリス清教には、いえ私を知っている人間が居る場所には、居られませんよ」 
165:1[saga]
2011/02/27(日) 12:55:51.96 ID:jm9+gCfn0
  
 五和「嫌です…」 
  
 サーシャ「五和?」 
  
166:1[saga]
2011/02/27(日) 12:57:17.63 ID:jm9+gCfn0
  
 ここに来てから色んな事があった。 
 殲滅白書との戦いと、第二王女のクーデター。 
  
 インパクトの強い思い出が真っ先に浮かんでくる。 
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