過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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222:1[saga]
2011/03/17(木) 16:09:23.69 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「上の命令ですか?」
神裂「いいえ、これは……私の意志ですッ!!」
223:1[saga]
2011/03/17(木) 16:10:55.62 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「解一、理解不能です。あなたに何の権利があって私を連れ戻そうとするのでしょうか?」
神裂「白々しい。本当は分かっているのでしょう?」
224:1[saga]
2011/03/17(木) 16:12:22.84 ID:+kOB7SVc0
神裂「ッ……!!」
長刀と翼が撃ち合う度に、光の欠片が零れる。
225:1[saga]
2011/03/17(木) 16:13:35.05 ID:+kOB7SVc0
神裂「ぐッ……!!」
神裂は必死に私の手から刀を取り戻そうとしている。
226:1[saga]
2011/03/17(木) 16:15:51.29 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「力の差が分からないほど無能ではないでしょう?」
神裂「……」
227:1[saga]
2011/03/17(木) 16:17:00.05 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「私は天使になるという選択をしました。自分で決めた事です。あなたには何も関係無いし、あなたが口を出す事でもない」
神裂「ええ、関係無い。関係が無いなどと、その程度で私が止まると思っているのですか?」
228:1[saga]
2011/03/17(木) 16:18:38.51 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「なぜ? 一体、何があなたのためになる? こんな事をしてあなたに何の得がある?」
神裂「分かっているはずですよ、言わなくても。でも、あなたはそれを認めようとしない。
認めてしまえば、失うのが怖くなるから。違いますか?」
229:1[saga]
2011/03/17(木) 16:20:00.61 ID:+kOB7SVc0
神裂「うっ…ぐがっ!!」
神裂の体もそれに巻き込まれ、聖堂の隅の壁へと激突した。
230:1[saga]
2011/03/17(木) 16:20:52.44 ID:+kOB7SVc0
サーシャ「解り合う事はもうありません、和解する事もありません」
ゆっくりと、眩い光の大剣を、頭上に振り上げる。
231:1[saga]
2011/03/17(木) 16:22:03.20 ID:+kOB7SVc0
ここまでタイミングが悪すぎると、もはや芝居がかっていると言おうか、
何らかの意図的な悪意がフル稼働しているのを感じずにはいられない。
なぜこの場面で、またしても第二王女が出てくる?
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