過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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312:1[saga]
2011/05/29(日) 14:32:04.29 ID:Pf5XoML+0
  
 マタイ「どういうつもりだ。イギリス清教の魔術師よ」 
  
 ステイル「今回の件、これは魔術サイド全体に関わる問題だ。ならば、僕らが協力する事には何も問題は無いはずだ。 
      いや、むしろ協力すべきだろう。そもそもサーシャ・クロイツェフは僕達イギリス清教の魔術師なのだから」 
313:1[saga]
2011/05/29(日) 14:34:34.48 ID:Pf5XoML+0
  
 侃侃諤諤、喧喧囂囂な議論を経て、私達は禁書目録の力を借りて必要な魔道書を探し出す事になった。 
 というかそういう流れにならないとストーリーが進まないので、ぶっちゃけてしまえば議論なんて全く意味など無かった。 
 最初から答えの決まった議論だ。 
  
314:1[saga]
2011/05/29(日) 14:36:26.00 ID:Pf5XoML+0
  
 インデックス「とうま、みんなに私から離れて、耳を塞ぐ様に指示して。さーしゃ以外の人を巻き込むわけにはいかないから」 
  
 上条「ああ、分かった」 
  
315:1[saga]
2011/05/29(日) 14:41:24.24 ID:Pf5XoML+0
  
 そもそもの話、歌によって精神をリンクさせるというのもいまいち実感が湧かない。 
 というか、実際に精神をリンクさせるという話自体も実のところ、何だか胡散臭い感じがする。 
  
 とは言え、私自身その精神のリンクとやらの経験が無いわけではない。 
316:1[saga]
2011/05/29(日) 14:43:43.37 ID:Pf5XoML+0
  
  
 透き通る様な、クリアな歌声が耳に響いてくる。 
  
 少女らしい柔らかな歌声。 
317:1[saga]
2011/05/29(日) 14:46:31.23 ID:Pf5XoML+0
  
  
 本の海。第一印象としてそんな言葉を思い浮かべた。 
  
 見渡す限り本、本、本。大量の本が螺旋を描くかのように私の周りを漂っている。 
318:1[saga]
2011/05/29(日) 14:48:18.43 ID:Pf5XoML+0
  
 インデックス「私自身は記憶が無いんだけど、フィアンマが使った魔道書の履歴は調べる事ができたんだよ」 
  
 サーシャ「本当ですか!?」 
  
319:1[saga]
2011/05/29(日) 14:51:20.87 ID:Pf5XoML+0
  
 インデックス「あなたの場合は、力を固定化させるだけじゃ足りない。端子を不完全なままで固定化させても、 
        テレズマの吸収そのものを抑制しない限りは意味がないの」 
  
 サーシャ「つまり、どういう事ですか?」 
320:1[saga]
2011/05/29(日) 14:54:42.15 ID:Pf5XoML+0
  
 サーシャ「それは?」 
  
 インデックス「悪魔の力を使うための魔道書。守護天使の加護を得るアブラメリン魔術の派生なんだよ」 
  
321:1[saga]
2011/05/29(日) 14:56:39.88 ID:Pf5XoML+0
  
 インデックス「天使の力であるテレズマに抵抗できるのは、悪魔の力しかないんだよ」 
  
 サーシャ「テレズマを中和させるという事ですね。なんて貧困な発想なのでしょう。作者的な意味で」 
  
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