過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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339:1[sage]
2011/09/01(木) 01:28:55.48 ID:/QZSeJGM0

ガブリエル「小難しい話は好きじゃない。物事を端的に話すのを嫌うのは、持論に自信が無い奴の特徴だからな」


1とか。

まあ、確かにガブリエルが受胎告知をした時には、単におめでとう、君は神に選ばれた。
お腹の子は神の子だから、ヨシュアと名付けろ。

と、それくらいの事しか聖母マリアには話さなかった。
いきなりこんな事を言われた聖母だってビックリしただろう。
唐突で宛所の無い話にもほどがあると思う。
まあ聖母も聖母で納得してしまったらしいが。


ガブリエル「お前は神に選ばれた。神はお前をこの世界の一部として組み込む事を認めた。分かっているだろう?
      天使は神の一部であり、世界の一部。この世界の根源に最も近い存在だ」

サーシャ「……」

ガブリエル「天使になれ。全てを捨てて」

サーシャ「……私の答えは、すでに分かっているはずです」

ガブリエル「言ったはずだ。所詮お前の抱えているもの、大切にしているもの。それは絶対ではない。
      幻想だらけのこの世界で、それが確かだと証明する事などできはしない」

サーシャ「証明できなければいけないのですか?答えがなければ、存在しないのと一緒なのですか?大切にしてはいけないのですか?」

ガブリエル「証明できなければ確かなものだとは言えない。それが不滅である事の証明などできはしない。
      いつかは終わるし、いつだって消え得る。そんなもののために神から与えられた栄誉と運命を捨てる事が
      本当に正しいと言えるのか?それに……」

ガブリエル「それに、お前は言ったな?神に仕える者の言葉ではないと?」

ガブリエル「ならば神に仕える者として言わせてもらう。全ては神が与えたものだ。
      神の匙加減一つで、お前の大切なものなど簡単に消えてしまうのだぞ」


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