過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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347:1[sage]
2011/09/01(木) 01:45:06.54 ID:/QZSeJGM0

上条「どういうつもりだ、サーシャ?」

サーシャ「……」

上条「いや、そもそもお前はサーシャなのか?」

サーシャ「……」


相変わらず宙に浮かびながらこちらを見下すサーシャは、眉ひとつ動かす事なく表情を変えず、
上条の問い掛けにもまるで聞こえていないかの如く反応を見せなかった。

しかし、明らかに違う。上条当麻は、これまで天使となった、あるいはそれに近い状態になったサーシャを3回見てきた。
一つは、氷の翼を操っていた時のサーシャ。もう一つは、フィアンマとの戦いで白い翼を出した時のサーシャ。

そして、エンゼルフォールの時のサーシャ。

今のサーシャは、明らかにエンゼルフォールの時のサーシャに近い。
理論的な考えがあるわけではないが、それでも確信に近い何かがある。

でなければ、かつてニ度ほど天使という存在を目の当たりにした時の、
例え様のないおぞましいほどの戦慄が自分の頭の天辺から足の指先まで支配している理由が理解できない。


ステイル「これはまさか……だとしたら、僕ら十字教徒はッ…!!」

上条「ステイル、どういう事だ?サーシャに何が起きてるんだ!?」

ステイル「いや、おそらく彼女はサーシャ・クロイツェフじゃない。そうだろう?君は誰だ?君は神からどんな名を与えられた?」

サーシャ「……解一」


ステイルの問い掛けに対し、頑なに開く事を拒んでいた口が開かれた。
機械の様に抑揚の無い、単調で無感情な言葉の羅列と共に。


サーシャ「私はYHWHの意志、その目的はYHWHのために」


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