過去ログ - サーシャ「天使になるらしいです」
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37:1[sage]
2011/02/04(金) 04:36:43.23 ID:zZ+VgYdy0

キャーリサ「何ッ!?」


死角。カーテンを隠れ蓑にし、その後ろに隠した投げ槍による攻撃を囮にし、サーシャはキャーリサの死角に回り込んでいたのだ。


そして、助走をつけ、走り、飛び、拳を握りしめ


サーシャ「はああああああああああっ!!!」バキッ!!!

キャーリサ「 がッ!!!」


一気に殴り抜いた。王女の顔を。

考えてみれば単純である。だが、なぜキャーリサがそれに気がつかなかったのか?

理由があるとすれば、油断だろう。
カーテナという圧倒的な武器と、それにより簡単にサーシャを追いつめてしまったというシチュエーションは、
キャーリサに油断という最大の敵をもたらした。



キャーリサ「ぐっ…がぁッ…!!」


立ち上がろうとするキャーリサ。それを阻止しようと馬乗りになるサーシャ。


サーシャ「文句はありませんよね?」


ガンゴンバキン!! と、拳を振り落とす音が連続した。 サーシャ・クロイツェフにしては珍しく、一撃では済まさなかった。



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