111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/13(日) 03:04:21.06 ID:tKFe3RyAO
「賢明だよ、そういう女は人格に重大な欠陥がある場合が多い」
……もう何も言わないよ、どうせサラッと流されちまうだろうからな。
「ふむ、では話もまとまったし行くとしようか」
どうも長門の中ではこれで話がまとまったらしい、朝比奈さんの次ぐらいにどんな神経しているのか気になる奴だ。
「行くってどこへだよ」
「なに、ついてくればわかるさ」
そりゃその通りだが、出来るのなら俺は今知りたいわけだ。
「それは着いてのお楽しみだ。明日学校でマラソン大会がある小学生の気分で待ちわびていてくれ」
口に出すのも面倒だが長門、その例えじゃ全然わくわく出来ない。
結局そのまま何も言わずに歩き出した長門の後に続いて歩くこと数分。俺たちは駅からほど近い分譲マンションに辿りついた。中々立派なマンションだし駅から近い立地条件を思えば結構な値段になるんじゃないだろうか?
「ここだよ」
俺に一言かけた長門は慣れた手つきでパスワードを入力して正門のロックを解除して中に入っていってしまった。
仕方なく俺も自転車をそこらに立てかけて長門の後を追う。
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