53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/06(日) 23:55:30.87 ID:pQ8U3muAO
どうやら朝比奈さん加入は我々の部活動にとっての強制イベントだったようだ、結局のところ俺には朝比奈さんのお願いという名の脅迫を受け入れる以外の道は残されていなかったんだからな。
あのまま朝比奈さんを泣かせ続けたら全世界の男共と一人で戦争するか速やかに自害するしか選択肢はないかったのだ、まあ仕方ないこととハルヒも認めてくれるだろう。
「いいですか、朝比奈さん。ハルヒはデリケートな奴ですから脅かすようなマネをしちゃダメですよ?」
「は〜い」
「貴女は確かに二年生ですけど部長はハルヒが務めます。このことに異論は?」
「ありませ〜ん」
「さっきから適当に返事してません?」
「してま〜す」
……なんというか、前途は多難だ。
その気のなかった勧誘活動で思わぬ獲物(朝比奈さん)を得た俺はその獲物に無理矢理猟銃を奪われ突き付けられたハンターのような気分で文芸部室の扉を開いた。
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