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2011/02/10(木) 11:24:31.49 ID:d+YsbcAAO
黒子「麻琴、麻琴っ…」
目を醒ますと、黒子おばさんと飾利さんが心配そうにこちらを覗き込んでいた。
麻琴「はぁ…はぁ…」
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2011/02/10(木) 11:25:13.42 ID:d+YsbcAAO
涙子さんが持ってきてくれた温かいお茶を飲むと、少し気分が落ち着いた。
初春「怖い夢でも見ちゃったんですか?」
麻琴「う、うん…なんだか変な夢見ちゃって…皆どうしてここに?」
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2011/02/10(木) 11:26:11.32 ID:d+YsbcAAO
麻琴「すみません起こしちゃって…もう、大丈夫ですから」
私が笑うと涙子さんと飾利さんは安心したようだったが、結局黒子おばさんは布団を運んできて隣に眠ると言った。
再び照明が消えると、部屋は薄暗くなった。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 11:28:41.87 ID:d+YsbcAAO
…寝ちゃったんだ。
私もそこで話すのをやめて寝返りを打った。
そういえば、最後に誰かが私の名前を読んでいた。
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2011/02/10(木) 11:29:53.56 ID:d+YsbcAAO
初春「あ、ここ!ここですよ〜」
ふわふわと沢山の花が揺れる。飾利さんの髪飾りって不思議だなぁと言ったら、昔は頭全体花畑だったんだよと笑っていた。
麻琴「えーっと…どれにしようかなぁ」
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2011/02/10(木) 11:30:50.23 ID:d+YsbcAAO
昼下がりのカフェでおしゃべりしながらケーキを食べるなんて、なんだかすごくおしゃれだ。
初春「ん〜おいひい〜」
麻琴「飾利さんほんとに幸せそう」
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2011/02/10(木) 11:32:17.24 ID:d+YsbcAAO
セブンスミスト
麻琴「こ、これっ…!」キラキラ
佐天「ん?このカエルって…」
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2011/02/10(木) 11:33:23.58 ID:d+YsbcAAO
初春「今日は楽しかったですね〜」
佐天「ほんと!中学の時に戻ったみたいだったよ〜」
麻琴「今度は黒子おばさんも一緒に行きましょう」
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2011/02/10(木) 11:37:33.03 ID:d+YsbcAAO
夕方の通りは子供たちで溢れている。友達同士で歩いている高校生たち。一人でぶらぶらしている人。おいかけっこをしているらしい小学生。
平和な時間がそこにはあった。
今日の夕食はなんだろう。黒子おばさんは疲れているだろうし、早めに帰ってなにか作ってみようかな。
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2011/02/10(木) 11:38:31.10 ID:d+YsbcAAO
麻琴「ご、ごめんなさ…」
不良1「あぁ?なんだチビ」
慌てて顔を上げると、いかにも不良といった感じの男たちが立ちはだかっている。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 11:39:23.59 ID:d+YsbcAAO
不良2「おいおいやめろって〜」ニヤニヤ
体から血の気が引いていく。
不良1「謝ることも出来ませんってか?あぁ?」グイッ
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