過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2011/02/11(金) 12:50:53.92 ID:+oy27w/DO
耳に届いたのは声は二つ。片方は自分がよく知る人物の愛しい声だ。では、もう片方の女性の声は……?
(オッケー。冷静になれ私。この部屋からサーシャちゃんじゃない別の女が居て、サーシャちゃんと喋っていると……女?)
思考を素早く回転させる。彼女は自身に冷静になれと必死に訴えかけ、分析の途中で『女』というキーワードに刮目した。ワシリーサの見解はこうだ。
女が居る。
サーシャちゃんと会話中。
会話するほど仲が良い。
だがそれは私が居ない間。
私が居ると邪魔。
つまりサーシャちゃんを狙ってる。
女は泥棒猫。
(―――サーシャちゃんの貞操の危機っ!!!!)
女=サーシャを奪おうとする泥棒猫。と極論直結に至った彼女は、ご機嫌だった頃の笑顔とは打って変わって、鬼の形相へ。
鬼を討つべき桃太郎は、不幸な事に彼女の周りには一人も存在しなかったらしい。
本人的には、ヒロインを攫う悪役に怒りを覚え、退治すべく立ち上がる主人公のポジションであるのだが……端から見るとその見解が、手の平を返されるように覆る事を彼女は知らない。
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