過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/11(金) 12:51:45.42 ID:+oy27w/DO


「サーシャちゃああん!! 私が来たからには安心だよー!!! 横から奪って行くよゴパァーっ!!!?」


扉を蹴破り、バターン!! と、つんざく轟音を響かせて室内に駆け込む……が。
突如としてワシリーサの顔面に金鎚が鈍い音と共に突き刺さった。しかし無傷である。痕さえ残らない。


「意味不明な言動は放っておいて第一の解答ですが、私にとって最も危険な存在は貴様だという事にさっさと気付けよクソ野郎」


冷淡な言葉をワシリーサに贈り付けたのは小柄な少女。サーシャ=クロイツェフである。
見に包むのは、赤いマントの下にインナーそのもののようなスケスケのスーツと黒いベルトで構成された、水着のような拘束服。
但しこれは彼女自身が、自ら望んで着てる訳では無いという事を覚えといて欲しい。


「あぁん、冷たいサーシャちゃんも可愛いー」

「第一の質問ですが、面倒くさいので出て行ってもらえませんか?」


腰をくねくねして頬を染める上司にサーシャは溜息をつく。


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