過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 08:42:46.20 ID:4w6URmLDO
矢先、ゴッギィッ!!!! と剣が衝突する。数秒後、余波が生じた。突風が突き抜け、髪と制服が靡いたのだ。
剣を妨げたのは『黒い翼』。即ち、


「ッチ。上手くいかねェもンだな」
以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 08:46:55.80 ID:4w6URmLDO
即座に衝突したままの翼を弾き飛ばし、上から下へ垂直に振り下ろす形で、牙を剥く翼を断ち切った。

だが一方通行による攻撃の手は止まない。
弾き飛ばされた翼が三つに分かれ、上、真ん中、下からそれぞれ獰猛な爪の如く襲い掛かる。
身兼ねた第0位は空いてる片手を突き付け、ッヂ!!!! と、音が響くと三つに分かれた翼はプラズマと同様に跡形も無く爆ぜ、翼の八割が消失。
以下略



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 08:47:44.13 ID:4w6URmLDO



暫しの間、無言の時が訪れる。

以下略



255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 08:49:10.03 ID:4w6URmLDO



そして、ガシッ!! と第0位の腕が掴まれた。

以下略



256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/25(金) 08:51:05.68 ID:4w6URmLDO
とりあえず投下しゅーりょーです

次の上映時間は14時頃になります


257:>>1っちまうんです
2011/02/25(金) 14:09:13.45 ID:4w6URmLDO
では投下します。


258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 14:10:21.57 ID:4w6URmLDO


バキバキバキ、と背中の氷の翼が音を立てて崩れていく。一方通行の腹を貫通した剣も同様に、粉々に崩れる。
どれもこれもが、月明かりに照らされて星の瞬きのように輝いていた。

以下略



259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 14:11:11.82 ID:4w6URmLDO


言い終えた途端、大量の血を吐き出す。即座に口元を押さえ、眉を顰める。
蓄積されたダメージが確実に一方通行を蝕んでいる証拠だ。
今でさえ腹部に刺された穴をベクトルで操作で血を最小限に抑えているが、それも時間の問題。
以下略



260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 14:12:06.23 ID:4w6URmLDO
気付いた時は既に、彼はそのまま地上へ叩き付けられた。

戦車に備える大砲が発射したような轟音が辺りに響き、アスファルトに小規模のクレーターが無人の大十字路に具現する。
ビリビリと地響きが数秒間、木の葉がざわめきビルの窓が揺れ、歪んだ地盤に信号機の体重が傾いて転倒。

以下略



261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 14:12:53.12 ID:4w6URmLDO


「保険を掛けて正解か。仮面は右上部破損だが、戦闘の際に問題は見られない」


以下略



262:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/25(金) 14:13:37.46 ID:4w6URmLDO


相変わらずの口調で、一方通行の状態を丁寧に説明。
つまり一方通行が空から地上へ落下の原因は、彼が引き起こしたという事。

以下略



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