過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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2011/02/28(月) 19:25:22.49 ID:I71bx87DO
「オマエ、どォして……?」
「事情は車の中でだ!! 今はとりあえず逃げるぞ!!」
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2011/02/28(月) 19:27:13.51 ID:I71bx87DO
先に番外個体を車内に送った絹旗が、窓から身を乗り出して叫ぶ。
「浜面!! 超早くして下さいっ!! キモくてノロマ何て救いようがありませんよ!!」
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2011/02/28(月) 19:31:08.94 ID:I71bx87DO
見届けた浜面は即座に運転席へ。扉を閉めつつ後部座席に居る二人に向かって声を張る。
「滝壺!! 絹旗!! 二人の治療は任せたぞ!!」
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2011/02/28(月) 19:32:16.57 ID:I71bx87DO
窓を駆け抜ける夜の街は、明かりが一つも無い。ビルも飲食店も、人影さえ絶無である。
一方通行は窓から覗いて見える景色に、事の重大さを再確認。上層部は本気なのだと。
大分、車の揺れが安定してきた頃、まず絹旗が動いた。
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2011/02/28(月) 19:33:19.51 ID:I71bx87DO
凭れ掛かり暗闇の夜景を眺めていた一方通行。話を振られ、絹旗と番外個体の視線が集まった事に対し、彼は気怠そうに答える。
「俺はいい。応急措置は能力で済ませてる。大体、ンなちっせェ箱で治せる程、軽い傷じゃねェしな」
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2011/02/28(月) 19:34:10.00 ID:I71bx87DO
「の、ノーブラですか!?」
「……寝間着なんだから当たり前じゃん」
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2011/02/28(月) 19:34:53.70 ID:I71bx87DO
バックミラーで有り様を見た彼は、出るわ出るわの背中に流れる汗状態である。
「……最低ですね。超最低です。死ねばいいと思います」
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2011/02/28(月) 19:35:43.39 ID:I71bx87DO
「うん。できた」
「あ、ありがと……」
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2011/02/28(月) 19:37:02.86 ID:I71bx87DO
うむ、と一方通行は思考する。
番外個体には打ち止めみたいに教養よりも、コミュニケーション能力が必要なようだ。
現に今も何処か余所余所しさが感じられる。打ち止めは人懐っこい性格のお陰か、初対面でも直ぐに打ち解けられるのだ。
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2011/02/28(月) 19:40:04.57 ID:I71bx87DO
「……あン?」
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2011/02/28(月) 19:42:10.93 ID:I71bx87DO
突然の事に驚愕し、どうしたらいいか判らないので、彼は不覚にも狼狽するばかり。
絹旗や滝壺、運転中なので音や声で判断出来た浜面も二人に集中した。
先刻のような大粒の涙を流してないが、彼女は涙声を小さく漏らす。
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