過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/07(月) 10:04:18.91 ID:f0+Zu3GDO



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御坂美琴は機会だらけの囲われた空間に居た。戦闘や実験だけに用いられそうな場所だ。
おそらく何処かの研究所。自分は第0位の空間移動によって飛ばされたのだろうと冷静に判断出来た。
超電磁砲とかで穴を空け、脱出して再び第0位の所へ向かえばいい。
……そう、結論付けていたのだ。




―――目の前に居る、人物を見るまでは。




「…………」




無言で、告げている。
態度が、告げている。
他の誰でもない、私へ。


初めまして、と。


だから、認められなくて。
問い掛けだけが口から零れて。




「アンタ……?」




戸惑いだけが露骨で。
動揺だけが隠せなくて。

それもそうだろう。“敵”だなんて考えたことも無かったから。
目の前の人物から感じる溢れる殺気を否定したくて堪らなかったから。


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