過去ログ - ヴェント「私の背中はアンタに預ける」
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429:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/07(月) 10:05:28.55 ID:f0+Zu3GDO




「どうも、お姉様」




言葉を、紡ぐ。
空虚な瞳が、射抜く。

夢では無い。現実だ。




「ミサカは、00001号の前に造られた個体。……検体番号『00000号(フルチューニング)』と言います」




自分と瓜二つ。写し鏡のよう。
ガチガチに固まった全身に恐怖が迸る。

一方通行よりも。
上条当麻さえも。

二人から感じた恐怖を、目の前の妹は遥かに凌ぐ。




「どうやらミサカに命令が下ったようです。“オリジナルと殺し合え”と」




それは歴とした宣告。

未だトラウマを覚える過去に。
古傷を掘って抉るように。




「そんなわけでお姉様」




神は、彼女に残酷過ぎる試練を与える。







「―――ミサカに殺されて下さい」


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